Message
いまいちピンとこない言葉ですが、
人材情報産業、特に新卒採用の分野に長いキャリアのある私どもは、
ご採用担当者様に対して、
こんな想いで日々ご一緒させて頂いております。
新卒採用業務に正解はありません。
だからこそ、ロマンをもって臨む価値ある仕事だと。
熱く学生を口説き、覚悟をもって採用する。
そんなロマンチックな仕事にたくさん出会いたいと願っています。
それには、プロとしての見識とスキルを擁し、
身の丈に合った経営を愚直にシンプルに
圧倒的な強さで実行できる組織にならねばと。
私たちはまだまだ小さな会社ですが、
日々努力奮闘する所存でございます。
皆様には今後ともご支援ご指導のほど、
何卒宜しくお願い申し上げます。
『世の中で一番楽しく立派なことは、一生涯を貫く仕事を持つことです』
これは福沢心訓の冒頭です。
私は情熱的に脇目もふらず没頭できる仕事を、
仕事を通して探したいと思って仕事をしています。
就活生は適職を見つけようと悪戦苦闘しますが、
私は適職なんてそう簡単に見つかるものではないと思っています。
仕事は、それ自体を自分に適応して初めて、
それが自分に合うかどうかを発見する。
適職とはつまり事後的に見つかるものだと思っています。
また、そもそも自分の能力とは、
与えられた条件下で全力投球して初めて覚醒し、
選択的にその潜在能力の開花を知るのであって、
そういう場は他者からの期待によって初めて形成されます。
まずはこれやってみろ!という他者(上司?)からの期待に応えることで
潜在能力が賦活し、結果的に且つ事後的に仕事の適性をジャッジできる。
それが適職探しだと思うのです。
つまり、未だ自身の能力をも認知できていない学生が、
自分に適した仕事を見つけることは非常に難しい作業なのです。
しかし、日本の就活の現場ではそれを問うのがセオリーになっています。
だから学生は迷い悩み落ち続ける。
私は職務適性を問うよりも、「うちでがんばってみないか!」と
期待をかけることの方が得策だと思います。
それが採用という仕事の本質であり、とても大事なポイントだと考えます。
「弊社が一番かはわからないけど、とにかく期待してるからがんばってね!」と。
そういう意味で採用という業務はとてもロマンのある仕事だと思うのです。
私はこの仕事をそう解釈しています。
ロマンがあるから情熱溢れる仕事ができるんだと思っています。