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  • 2012年11月26日

  • 『聴き方講座』に学ぶ。人の話は引き出そうと思っちゃいかん。

 

唐突ですが。

 

シンクトワイスの仕事というのは、

人に会う仕事です。

 

人にお会いして、相手のかたの話を聞いて、

そのかたがどういうことを求めているのか、

または、

どういうことに困っているのかを

お聞きして、お役に立つ。

 

バイトAは「テレアポ戦隊」ですので、

シンクトワイスで人に会って直接話を伺うことはなく、

もっぱら電話が専門なのですが、

 

この夏、

ちょっとばかり思うことがありまして。

 

 

たとえ電話だけのやりとりだとしても、

コミュニケーション術とか、

そういう類の“基礎”が欲しいなあと、思うようになりました。

 

そこで、

縁あって、

文京区根津にある『エンパブリック』いう場所を訪れ、

そちらで深い話を引き出す「インタビュー」講座

という講座を受けたのですが。

 

これがもう、

何と言いましょうか!

そこの奥さん!

 

 

バイトAは今まで、

人の話を、

引き出そうとするあまりに引き出せていなかったのだということを、

まざまざと気づかされたのです!

 

この講座の講師、

ライフキャリアコンサルタントの

野本ゆみこさんがおっしゃるには、

人と接する際は、「聞く」ではなく

「聴く」姿勢が大切だ、と。

 

「聞く」の意味合いは、

周りの音や声が「ただ耳に入ってくる」。

一方、

「聴く」は、

その人の話に対して注意深く「耳を傾ける」。

 

 

バイトAは、

この「聴く」姿勢を、

今までも一応心がけてきたつもりなのですが、

こちらの講座の最初のワークを受けた段階で、

すぐに、

愕然としました。

 

 

 

 

ワークの内容は、

隣に座った人同士でペアを組み、

まずはひとりが、

自分の故郷についての話を1分間行います。

 

そしてもうひとりは、その話を、

声を出さずに「聴く」。

 

話を聞いている間は、

こちらの思いを顔の表情で表したり、

身振り手振りで行うのはオッケー。

でも、

声は絶対に出してはいけない。

 

 

この体験がですね、

なかなかおもしろく、

さらに、

自分自身が日頃いかに

相手にツッコミを入れまくっていたのかを、

思い知らされたのです。

 

たった1分の間で、

「え、それって……」とか、

「え、でも!」とか、

言いたくなった、

なった!

 

だけど。

それって、

相手を尊重していないということですよね。

自分の気持ちが前のめりになっていた。

 

 

そうではなく、

相手の話に興味深く聞き入って、

表情だけで(すごーい!)と目を丸くしたり、

(素晴らしいですね)と目を細めてみたり。

 

声を出さなくても、

全身で(聴いていますよ)を伝えれば、

相手のかたは気持ちよくなって本音をどんどん語ってくれる。

 

そういうことなのかーと、

気づかされたのです。

 

 

それから、

この講座では、

「人は皆、人生のヒーローだ!」

という考えのもと、

“今年自分が一番頑張ったこと”をテーマに、

まるでプロ野球が行われる球場にいるかのようなムードを作って、

ひとりひとりに「ヒーローインタビュー」を行うというワークも行いました。

 

これがもう、

ひっじょーに盛り上がりまして。

 

ヒーローのトークと表情が、

まあ、

ピッカピカに活き活きしていたこと!

 

 

人というのは、

敬えば敬うほど、

話をする側も聴く側も、

極上のハッピーに包まれるのだなあと実感しました。

 

つまりは。

人の話は、

引き出そうと思っちゃいかんのですね。

 

じーっと耳を傾けて、

敬う。

 

 

この講座を受けてから、

バイトAは、このふたつのことに重きを置いて

「テレアポ」に臨んでいるのですが、

お客様にも

こちらの思いが伝わっていると

嬉しいな~と、

思う次第です。

 

 

さあ、それでは。

今週もバリッとまいりましょう!

 

 

新卒紹介は、シンクトワイス!

 

 

(※写真は、講座の際に配られた資料の、ほんの一部。

『自分のために聴く』のなかの『自分が手柄を立てたい』という部分。

うぅぅ、思い当たるぅ……)