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2012年5月17日
リクルートスーツを禁止すれば、精度の高い採用ができる!?
今の時代、
紳士服専門チェーンのリクルートスーツ売り場に行けば、
店員さんが、シャツもネクタイもカバンも靴下も革靴も、
全部揃えてくれたりするのでしょう。
でも、
そんな便利極まりない時代に、
バイトAは敢えて言いたい。
学生諸君。
服は、自分で選ぼう!
キミは、
今から自分の将来を選択しようとしているのだよ。
「自分で決めなくていいからラク」とか、
そういう理由で紳士服専門チェーンを訪れるのだとしたら、
面接官を落とせる確率は、
ズバリ、
低いでしょう。
前回、
『リクルートスーツ禁止って、どう?』という記事を書いたのですが、
これには、バイトAなりの理由があるのです。
まずは、
学生を採用する企業側も、
黒一色のリクルートスーツに対して、
「いやー、もう見飽きたな。そろそろ、違う色が見たいな」
とか、
そんな風に思ったりはしていないのかな?
と。
最近は、
IT企業やアパレルメーカーでは、
説明会や面接に「私服でいらして下さい」というところも多いようだけど、
どの企業もそれを決行すればいいのにと思うのは、
あまりにも乱暴ですかね。
あ、ちなみに、
シンクトワイスはシンクトワイス自身の新卒を採用する際、
説明会のあとの選考会の席には、
「私服で来て」と言っています。
「そのほうが、アナタのふだんの様子がわかるから」
という理由で。
……ん?
でも。それならさ、
思いきって、
最初の説明会の席から私服で参加させればいいんじゃないの?
今度、シャチョウに言ってみようっと。
いや、あのですね、
多くの企業が学生に対して、
「リクルートスーツでの参加は禁止」と伝えるとしますよね。
そうすると、
バイトAが想像するに、
手間はかかるだろうけど精度の高い採用ができるのでは?
と思うのです。
なぜなら、
ファッションは、
訪れる場所やお会いする人を想像して決めるものだから。
セレクトショップBEAMSの社長、設楽洋さんも、
あるテレビ番組に出演した際、
「オシャレとは、相手の気持ちをわかること」
と、おっしゃっていました。
つまり、リクルートスーツを禁止にすれば、
企業の説明会や面接に来る学生は、
どれほどのイマジネーションを持ち合わせているのかを、
垣間見ることができるのではないかと。
バイトAは思うわけです。
紳士服のチェーン店で店員さんに全部揃えてもらった服装ではない、
その学生のオリジナリティや企業への思いがわかるのではないか、と。
「人は見た目が9割」という言葉もあるのだから、
その人の内面が如実に表れる“見た目”も、
面接では見るべきじゃないのかなあ、と。
ド素人のバイトAは思うのですが、
いかがでしょう?
(※写真の書籍は、バイトAの私物。ベーシックアイテムの着こなし術の指南書。
学生の多くはオシャレに敏感なはずだから、ファッション誌を参考に
面接用の衣装を考えたりするほうが、断然楽しいはず)