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2012年3月22日
【テレアポ攻略①】楽しんでやろうじゃないか。
ああ、アポイントが取れないの~♪
アポイントが取れないわ~♪
左手に受話器、右手にボールペン、
デスクにはトークスクリプト。
そして、壁を見つめながら、ひたすら電話電話…。
「シンクトワイスのバイトAと申します。
新卒採用ご担当のかたはいらっしゃいますでしょうか?」
「あ、13年度の採用選考をスタートさせたばかりで、様子が見えない?」
「今はまだ、リクナビのエントリーの状況を見ているところ?」
「あ、予算がない? 紹介会社を使う予定は、まったくなし???」
ハイっ。
テレアポ戦隊・カケルンジャー、バイトA。
ここのところは、
デスク前の標語「気迫だっ。」を見つめ、
気持ちを鼓舞させながらも、
上記のようなやり取りが多く…。
う~ん、困ったちゃん!
であります。
2013年度の新卒の採用市場は、
就職サイト(リクナビやマイナビなど)のオープン時期が2ヶ月後ろ倒しになったので、
学生たちの企業へのエントリーは昨年12月から開始されました。
なので、バイトAが最近企業に電話をかけると、
人事のかたから、
「まだ様子が見えない。今回はエントリーが一部の企業に集中している恐れがあるから、
例年に比べると、いい学生に出会いにくいかもしれない。
その場合は、紹介会社にお願いするかも。
でも、今はまだ何とも言えない状態。
ごめんなさいねー。1ヶ月後ぐらいにまた電話下さーい」
というパターンが多いのです。
……と、まあ、
近況はこんな感じでありまして。
さあ、本題に入りましょう。
前回告知したように、
本日より数回に渡って、
バイトAがどうやって「テレアポ」という業務と向き合い、
使命である「質のいいアポイント数を伸ばす」ことに尽力してきたかを、
お伝えしていこうと思います!
最初はですね、
嫌で嫌でたまらなかったんです。
「テレアポ」が。
…というか、「テレアポ」という言葉も、嫌!
「テレアポ」って、正しくは、「テレフォンアポイントメント」でしょ。
「テレアポ」と縮めると、何だか軽い仕事って感じがします。
バカにされている気がします!
就社2日目のお昼休憩には、
バイトA、
人知れず泣きました。
「テレアポ」の仕事のために雇われたのだから、
受話器の上げ下げを繰り返していて当たり前。
そんなことは、わかっています。
でも、嫌なものは、嫌なんだ。よーーー!
孤独だ。よーーー!
ああ、いつ辞めよう。
1ヶ月は続けないとカッコ悪いだろうから、
とにかく、ひと月は辛抱してみよう。
そう、本気で思っていました。
でも。
そんななか救ってくれたのは、弊社スタッフの面々で。
初めての仕事に打ちひしがれるバイトAに何かと声をかけてくれ、
ランチや飲み会に誘ってくれ…。
そうするうちに、ガチガチにかぶっていた鎧がフニャフニャに軟化してきて、
電話業務の話し口調も柔らかくなり、
リラックスしながら「テレアポ」に取りかかることができるようになりました。
そうか。
「テレアポ」に限らず、
どんな業務内容だって、
その仕事を楽しんで自分のモノにできるようになるためには、
まずは、
自分の居場所を好きになって、
自分の素を出せるようになることが大事なのかもしれない。
今まで、自分の好きなことばかり、
自由気ままにやってきたバイトAは、
そのことに初めて気づきました。
そして、スイッチが入ったのです。
やってやろうじゃないか。
初めに、
書店に行きました。
自分の仕事の背景がどういうことになっているのかを知らずして、
いい仕事はできません。
近頃の書店には“就職活動”についてのコーナーがあることを、
初めて知り、
「すげ~」と圧倒されながら、
『みん就データブック』(日経ビジネスアソシエ特別編集)を購入。
そして、自分自身の仕事への動機づけを
常に高めておけるよう、
さまざまなビジネス書をチェック。
『佐藤可士和の超整理術』(日本経済新聞出版社)
『なぜか、「仕事がうまくいく人」の習慣』(PHP文庫)
『残念な人の思考法』(日経プレミアシリーズ)
『「働きがい」なんて求めるな』(日経BP社)
『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』(ダイヤモンド社)
etc.
これらの本の感想を述べていたら日が暮れるので省略しますが、
参考になることだらけ。
付箋だらけ。
あ、ちなみに。
読んでいる間はモチベーションがアゲアゲ、
いろいろなことをビジネス目線で見るようになるので、
女っ気がなくなります。
ご注意を。
…と、まあ、そんなところで。
今回はこれぐらいにしておきます。
うっかりすっかり、長文になってしまいました。
まだまだ続くよ。
どこまでもー!